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【業務用小型焙煎機】aillio 3ヶ月使ってみてのレビュー

レビュー
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小型業務用aillio Bullet Roasterを購入して3ヶ月使ってみたレビューとなります。

aillio Bullet Roaster R1V2

熱源:IH
焙煎容量:最小100g~最大1000g
電圧:単相200V(50/60HZ)

一番の特徴は、電気で稼働する事、省スペースなのに最大1キロの焙煎が可能だと言うこと。

実際に使ってみて良いところ

実際に使ってみて良いと思うところは「焙煎のモニタリング」と「プロファイルの管理、比較、再生」に「チャフコレクター内蔵」と「驚きの省スペース」となります。

焙煎のモニタリング

aillioをPCに接続してR1専用の焙煎管理ソフト「RoasTime」を起動させることで焙煎中の温度やRoR(1分ごとの上昇温度)などをグラフで表示してくれます。

ここがポイント

温度推移以外にも、時間時点での火力パワーやファン(排気)パワーの操作もグラフ化されるので、焙煎中のアプローチをすべて確認する事ができます。

焙煎中の操作をまるっと確認できるので検証しやすくてすごく良いです。

プロファイルの管理、比較、再生

R1専用の焙煎管理ソフト「RoasTime」は、モニタリングの他にも過去のプロファイル「比較」や「再現」ができる機能があります。

ここがポイント

過去のプロファイルを進行中の焙煎と比較しながらの焙煎ができるので、より正確に比較検証ができ、過去のプロファイルを再生する事で、その時の操作を再生して自動焙煎する事もできます(自動焙煎は使ってませんが。)

他にも機能の一つとして、予熱(暖気運転)が自動なので、めちゃくちゃ楽で助かります。

チャフコレクター内蔵

画像の手前に転がっているのが、本体から取り外されたチャフコレクター。

焙煎機の後部にチャフコレクターを内蔵。

ここがポイント

チャフコレクターはワンタッチで簡単に着脱可能。下部の蓋を開けてチャフを捨てるだけ。

通常の業務用焙煎機はチャフを回収するためにサイクロン機構を設け、全体のサイズが大きくなりがちですが、aillioはお尻の部分に内蔵されているので、見た目にもスッキリ。

驚きの省スペース設計

画像はファンネルホッパー。

ホッパー(豆投入口)は着脱式で簡単に取り外しが可能で、熱源であるIHや排気ファン、チャフ収集機構などがすべて内蔵されているので、驚きの省スペース。

ここがポイント

幅31㎝/奥行59㎝(クーリングトレイ込みで75㎝)/高さ42㎝、重さは18キロと、30ℓの家庭用オーブンレンジと同じぐらいのサイズ感。

基本は設置型の他の業務用焙煎機を考えると、ありえないぐらい取り回ししやすく、移動も容易です。

実際に使ってみて気になるところ

実際に使ってみて気になるところは「細かい調節がしづらい」や「排気能力が高すぎる」となります。

細かい調節がしづらい

出典:aillio公式取扱説明書

火力は0~9の10(0を除くと9)段階、ファン(排気)は1~9の9段階でいずれもデジタルな段階調節。
ガス式のようなアナログの無段階調節と比べると、ピンポイントの調節はしずらい印象。

逆を言えば操作がシンプルなので、操作性は◎

排気能力が高すぎる

出典:aillio公式取扱説明書

排気性能が高い、というか高すぎる。少量で焙煎する時、特に序盤排気を抑えたい時に、ファンパワー1でも少し排気が強く感じる。

アップデート等でファンパワーが0にできるようになれば、少量焙煎がよりやりやすくなるかも。

使用環境

使用するためには200vコンセントが必要。
※アップトランス(変圧器)では正常に動作しない可能性があるので、aillio公式では工事が推奨されています。
それでも変圧器を導入される場合は代理店様によると国内メーカー品(日章工業)が良いとの事。

排気設備も必須(比較的簡易なものでOK)
※焙煎後半に出る煙の排出のために、屋外に煙を排出する排気設備が必要です。自作も可能ですが、焙煎機使用は火事発生の原因にもなりえる危険を伴いますので、あくまで自己責任となります。
尚、キッチンダクトの下で焙煎すれば問題ないとの事。

焙煎時のもしも、防火グッズとしては消火器の設置を推奨されていますが、わたしはとりあえず消火スプレーを買いました。(排気ダクト内の温度を計測した結果30℃以下に推移していたので簡易的な物にしています。)

メンテナンス

出典:aillio代理店R&D ESPRESSOLAB様

aillioのメンテナンス(クリーニング)は焙煎回数ごとに実施

  • 1回:チャフコレクターの中のチャフを捨てる
  • 10回:IBTSセンサーレンズの清掃
  • 30回:冷却ボックスフィルター、チャフコレクターフィルター、排気ファンのプロペラの清掃
詳しいやり方は代理店様の動画で確認

aillio代理店のR&D ESPRESSOLAB様がユーザー向けに独自に作成公開している動画です。

出典:aillio代理店R&D ESPRESSOLAB様

まとめ

⭕️良いところ

  • 「RoasTime」で焙煎をモニタリングできる。
  • 「RoasTime」で焙煎を管理、比較、再生できる。
  • チャフコレクター内蔵で散らからない。
  • 驚きの省スペース設計。

気になるところ

  • 細かい調節がしずらい。
  • 排気能力が高すぎる。

◆使用環境

  • 200vコンセントが必要。
  • 排気設備が必要。(キッチンフード換気扇でOK)

◆メンテナンス

  • 1回:チャフコレクターの中のチャフを捨てる
  • 10回:IBTSセンサーレンズの清掃
  • 30回:冷却ボックスフィルター、チャフコレクターフィルター、排気ファンのプロペラの清掃

以上、「aillio Bullet Roaster R1V2」を3ヶ月使ってみてのレビューでした。

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