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【誰でもできる】コーヒー焙煎を電子レンジでする方法とコツを解説

焙煎
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「誰でも簡単にコーヒーを焙煎する方法ってあるの?」

電子レンジを使えばだれでも簡単にコーヒーを焙煎できます。

電子レンジ焙煎に必要な道具

アイリスオーヤマ公式通販サイトアイリスプラザ様より引用

必要なものはコーヒー生豆と、耐熱容器、そして電子レンジ。

  • 電子レンジ

今回使用しているのはスターラー方式(回らないタイプ)の1万円程度の安価なレンジ

  • コーヒー生豆

ネットで簡単に買える。アマゾンでも買えるおすすめセットはこちら

  • 耐熱容器

今回使用しているはハリオの耐熱ガラス製のグラタン皿

  • スプーン

焙煎途中、レンジから出した豆をかき混ぜるのに使用。

  • ザル

煎り終わった豆を冷ますのに使う。

焙煎手順

生豆をハンドピック(※1)したら耐熱容器に入れてレンジで加熱するだけ。

  • 600Wで30秒ずつ加熱する
  • 1回加熱する度に取り出してスプーンでよく混ぜる
  • ハゼ(※2)のタイミングは揃いにくいので、参考程度に
焙煎量30g
時間(分)出力補足
投入600W焙煎開始
2:00600Wチャフ(薄皮)が剥がれ、すでにハゼている豆もある
4:00600W中煎り程度まで焙煎が進む
6:00600W中煎り~中深煎りまで焙煎が進む
8:00600W深煎りまで焙煎が進み、豆の表面に油がにじむ
ザルにあげて冷却する

緑色        生豆
黄色       水抜き
茶色   浅煎り〜中煎り
灰色  中深煎り〜深煎り

※1、「ハンドピック」とは
豆を煎る前や後またはその両方で、異物や不良豆がチェックする事。
詳しくはこちら”パンダ珈琲様”より引用

※2、「1ハゼ」とは
焙煎の後半、温度上昇により内部の気体が気圧に耐えられなくなり、豆の細胞を破壊する音の事。パチパチと強めの音がする。さらに焙煎を進めていくと二度目のハゼ「2ハゼ」が起こる。ピチピチと小さめの音がする。ここまで煎ったら深煎りに入る。

計測するのは、レンジで加熱中の時間だけでOK

実際に焙煎してみた

  • ブラジルNo.2
  • 30g
  • 深煎りで8分00秒

ハンドピックしたら耐熱容器に入れてレンジで600Wで30秒ずつ加熱していく。

時間 ・火力の強さ

点火600W
焙煎開始

ハンドピック が終わった生豆。

2分600W
チャフ(薄皮)が剥がれすでにハゼている豆もある。

加熱する度にぱらぱらとハゼる奇妙な進行。

4分600W
中煎りまで焙煎が進む。
この時点ではムラが目立つ。

バラつきはあるものの十分飲めそうな具合。

6分600W
中煎り~中深煎りまで焙煎が進む。
豆の表面に油がにじみ始める。

2ハゼはこれ以降の2分に集中。

8分600W
深煎りまで焙煎が進む。
豆表面にてかりが出るほど油がにじむ。
ザルに上げて冷却して、煎り止め。

煎り上がり
焙煎途中では目立っていたムラが嘘のようになくなってビックリ…。

飲んでビックリ、深煎りでもほのかに良質な酸味があり美味しかったです。

コーヒー電子レンジ焙煎のコツ

電子レンジで美味しく焙煎するために「一度に30秒以上加熱をしない」「しっかり攪拌する」「豆が重ならないようならす」「浅煎りは細かく加熱する」という4つのコツがあります。

一度に30秒以上加熱をしない

一度に加熱する時間が長いほど、ムラになりやすい傾向。
電子レンジは構造上、外側に電磁波がよくあたり加熱されやすくなっています。
なので、一度に長い時間加熱せず、30秒ごとに分けて加熱していくのがおすすめです。

一度に加熱する時間が短すぎても温度がうまく上がらないので、20~30秒がおすすめです。

しっかり撹拌する

容器にくっ付いた豆が焦げの原因に。
レンジ焙煎は加熱中、容器の中の豆は動かないので、一部の豆が容器の底にくっ付きます。
なので揺するのではなく、30gの場合で5回はしっかりスプーンで混ぜる事でしっかり撹拌されて、ムラになりにくいです。

なるべく外側に焼けていない豆がくるよう意識すると尚良いです。

豆が重ならないようにならす

写真の容器で長さ10㎝の正方形の器に30g

重なる事で下の豆に電磁波があたらず加熱不足に。
レンジの構造上、上にあるものに電磁波があたりやすくなっているので、豆が重なる事で上にある豆より下にある豆の方が加熱されにくくなってしまします。
焙煎で豆が膨らみカサが増えるのも考えて少しゆとりがあるのが理想です。

レンジは中央に近い物ほど熱が加わる仕組みなので、加熱ムラを防ぐ事を考えると一度に焙煎できる量は限られてきそうです。

浅煎りは細かく加熱する

浅煎り~中煎りはムラになりやすいので20秒が◎
深煎りの場合レンジの仕組み上、後半になるにつれて焙煎の進んでいない含水量の多い豆ほど加熱されるので、バラつきが抑えられますが、浅煎りの場合はバラつきがある状態で煎り上がりまで達してしまいます。
なので、より細かく20秒ごとに加熱する事で、バラつきを抑えることができます。

逆に深煎りを狙う場合は20秒ごとの加熱では温度が上がりきらず、上手くいかない。

まとめ

以上、電子レンジ焙煎の方法とコツを解説しました。

電子レンジ焙煎に必要な道具
  • 電子レンジ
  • コーヒー生豆
  • 耐熱容器
  • スプーン
  • ザル
焙煎手順

生豆をハンドピックしたら耐熱容器に入れてレンジで加熱するだけ。

  • 豆量30g
  • 出力600Wで30秒ずつ
  • 深煎りで8分
電子レンジ焙煎のコツ

電子レンジで美味しく焙煎するために「一度に30秒以上加熱をしない」「しっかり攪拌する」「豆が重ならないようならす」「浅煎りは細かく加熱する」という4つのコツがあります。

一度に30秒以上加熱しない
加熱中撹拌ができないレンジでの焙煎は細かく20~30秒ずつの加熱がおすすめ。

しっかり撹拌する
豆が容器にくっ付くので、スプーンなどで5回ほどよく混ぜるようにしましょう。

豆が重ならないようにならす
豆が重なると加熱ムラの原因になるので、平らにならすようにしましょう。

浅煎りは細かく加熱する
レンジの焙煎では浅煎り~中煎りはムラになりやすいので細かく20秒ずつ加熱しましょう。

ハゼるタイミングや、豆の変化など、通常の焙煎とは少し異なる進行で、経験者でも新鮮な気持ちが味わえる面白い焙煎方法です。
簡単なのに美味しく焙煎できるので、どなたでもお試しあれ。

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