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【実読】コーヒー歴史書のおすすめを紹介

コーヒー本
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コーヒーの歴史についての本は数多く出版されていますが
購入してみたけど思ったのと違う…とならないよう

  • 本の読み味(解説のテンポや雰囲気)
  • 難易度(初心者向けか上級者向けか)
  • 記述の具体性

紹介していきます。

筆者実読コーヒー歴史本

コーヒー専門書の中でも歴史について解説されている物に絞って5冊のレビューを紹介します。

珈琲の世界史

読みやすい ✦ ・ ・ ・ ・ 難しい  

初心者 ・ ✦ ・ ・ ・ 上級者

簡易的 ・ ・ ・ ✦ ・ 具体的

おすすめ度★★★★★

価格:990円(Amazon)

発売日:2017年10月18日

✔︎迷ったらとりあえず読んでほしい一冊

コーヒー専門書随一の名著「コーヒーの科学」でおなじみの旦部幸博氏がコーヒーの歴史にスポットをあてて、わかりやすく解説されてたコーヒー歴史書の定番。

コーヒー史上での出来事をそれぞれの関係性や時系列に沿って丁寧に解説され、適格な考察ものべられ科学者である旦部氏ならではの、わかりやすくも、明快な解説が魅力です。

コーヒーの真実

読みやすい ・ ・ ・ ・ ✦ 難しい  

初心者 ・ ・ ・ ✦ ・ 上級者

簡易的 ・ ・ ・ ・ ✦ 具体的

おすすめ度★★★☆☆

価格:2,640円(Amazon)

発売日:2011年10月1日

✔︎初心者泣かせの難解書

イギリスで第一級焙煎業者の買い付け責任者を13年間務めたのち、ジャーナリストとして活動する著者が解説するだけあり、どこか文学的なテイスト。

コーヒーの歴史という観点でけでなく、それを取り巻く社会的な部分にも深く目を向けられた内容。(ちょっと私には早かった…)

日本の珈琲

読みやすい ・ ・ ・ ✦ ・ 難しい  

初心者 ・ ・ ✦ ・ ・ 上級者

簡易的 ・ ・ ✦ ・ ・ 具体的

おすすめ度★★★☆☆

価格:1,221円(Amazon)

発売日:2022年9月12日

✔︎50年の時を経て復刻した貴重な日本コーヒー史書

1973年に奥山儀八郎氏が著した「珈琲遍歴」を50年の歳月を経て復刻、再版したのが本書。

あくまでも「珈琲遍歴」の復刻版という事で、どうしても読みずらい部分はありますが、当時の資料の多くが写真や図で掲載されているので、資料として一度お手に取ってみても良いかも。

STANDRT

Standart Japan Journal

読みやすい ・ ✦ ・ ・ ・ 難しい  

初心者 ・ ・ ✦ ・ ・ 上級者

簡易的 ・ ✦ ・ ・ ・ 具体的

おすすめ度★★★★☆

価格:◆8,900円(年間定期購読4冊分)+サンプルのコーヒー豆

✔︎各刊様々なコーヒーの史実や、それに基づく今の実情を解説

日本を含む5ヵ国のメンバーからなるフルリモート企業ならではの、切り口や題材で、日々更新される現代のコーヒーヒストリーがわかります。

厳密には歴史書というジャンルではない本書ですが、よりニッチな情報を求めるなら目を通しておいて間違いなし。掲載されるコラムも幅広いので、初心者にもおすすめです。

まだ実読してないけど…外せない名著もついでに紹介☟

ALL ABOUT COFFEE コーヒーのすべて

※こちらの評価は各サイトのレビューを参考に予想したものです。

読みやすい ・ ・ ✦ ・ ・ 難しい  

初心者 ・ ・ ✦ ・ ・ 上級者

簡易的 ・ ・ ✦ ・ ・ 具体的

おすすめ度-

価格:1,144円(Amazon)

発売日:2017年11月25日

✔︎コーヒーのバイブルと呼ばれた伝説の著書が復刊

オリジナルにあたる「All About Coffee」は今もなお様々なコーヒー専門書のソースとして使われるほど、絶対的な存在。コーヒノキの発見~飲用、世界の産地事情、器具の進化、抽出・焙煎技術の変遷に至るまで「コーヒー」が辿った道のりのすべてを解説。

翻訳、改訂された本書は、良くも悪くもオリジナルとは異なるというレビューも見られたので、概要をしる一助として読んでみるぐらいでも良いかも。

まとめ

以上、コーヒー歴史書5冊をご紹介しました。

本タイトルおすすめ度価格
珈琲の世界史★★★★★990円
コーヒーの真実★★★☆☆2,640円
日本の珈琲★★★☆☆1,221円
STANDRT★★★★☆※2,225円
ALL ABOUT COFFEE コーヒーのすべて1,144円

コーヒーが好きな筆者でさえ読みにくいジャンルの歴史書ですが、やはり知るほど美味しく、そして尊く感じるような気がします。
インテリジェンスあふれるコーヒーという飲み物を最大限楽しむべく、とりあえず一冊お読みになってはいかがでしょうか。

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