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【ハリオ淹れ方】V60で淹れる世界チャンピオンのレシピ「4:6メソッド」を解説

淹れ方
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ドリッパーの定番「ハリオV60」

今コーヒーを始める人の多くが使っているドリッパーですが、どの淹れ方が良いの?という疑問にお答えして・・・
・「ハリオV60」で淹れる
・世界チャンピオン粕谷哲氏の抽出法
・「4:6メソッド」
紹介していきます。

ハリオV60

◆440円(Amazon)
※Amazonのセールで頻繁に安くなっているので、タイムセールやプライムセールでの購入がおすすめ。

粕谷哲氏が使用しているセラミック製のV60はアマゾンでは売られていなかったりするので、HARIO公式通販サイトもおすすめ。☟

「4:6メソッド」とは

出典:HARIO Official Channel

「4:6メソッド」とは
世界チャンピオンの粕谷哲氏が提唱するハリオV60を使用したコーヒー抽出理論。

WBC(World Brewers Cup)アジア初の世界チャンピオンで、現在は自家焙煎スペシャルティコーヒー店「フィロコフィア」を経営するかたわら、アジアや日本各地でセミナーやワークショップを行い、精力的に次世代のバリスタ育成に取り組まれている粕谷哲氏の提唱する抽出理論「4:6メソッド」

  • 一投目と二投目の湯量のバランスで味わいをコントロール
    「これが全体の湯量の40%」
  • 三投目以降~抽出完了までで濃度の調整をする
    「これが全体の湯量の60%」

この抽出の前半の二投とそれ以降の割合が4対6なので「4:6メソッド」


補足.粕谷氏によると・・・

最初の二投の内、一投目を少なくすると甘みがでる、そして三投目以降で注ぐ回数が多いと濃くなる、との事。

出典:Roast Design Coffee Blog様

4:6メソッドの淹れ方

基本のレシピは20gのコーヒー粉に300gのお湯を5回に分けて注ぎ、3分30秒で抽出を完了する。

ペーパーをセットして、湯通し(※)してから、粉をセット

・コーヒーの粉量は20g
・挽き目は粗挽き

※画像はHARIO Official Channelより出典

最新の動画で確認すると粉の挽き目が分かりやすいです。

(※)リンス(湯通し)
コーヒーフィルターにお湯をかけて、フィルターの臭いや味を洗い流すこと。

前半の二投で40%のお湯を注ぐ

・注湯量は基本それぞれ60㏄(前半の二投で60×2=120㏄を注ぐ)
・一投ごとに45秒の間隔をあける
・湯温は浅煎りで93℃~深煎りで83℃程度で調整されています。

※画像はHARIO Official Channelより出典

この二投のうち、最初の一投目を少なくすると甘みが出る。

後半の三~五投で残りの60%のお湯を注ぐ

・後半で残りの60%である180㏄(60×3を注ぐ)

※画像はHARIO Official Channelより出典

後半の抽出で濃度の調整をする。薄くしたいのなら後半180㏄の注湯回数を少なく、を2回(90×90)で注ぐなど、調整する。

抽出から3分半が経過したらドリッパーを外して抽出完了

今回紹介している基本のレシピの場合、五投抽湯、それぞれの抽出間隔を45秒としているので五投目の抽湯開始の時点で3分になっていればOKです。

※画像はHARIO Official Channelより出典

ほぼ落ちきるぐらいが良いみたいですが、抽出時間で設定されているので、液体が余っていていても、抽出完了時間になったら、ドリッパーを外して抽出を終わらせましょう。

この抽出の前半の二投とそれ以降の割合が4対6なので「4:6メソッド」

洗礼されてシンプルに、それでいて美味い、世界一の抽出メソッド。

今回のレシピ詳細
  • 粉量:20g
  • 挽き目:粗挽き(ミルっこダイヤル8)
  • 湯量:300g(60×5=300)
  • 抽出時間:3分半で抽出完了

基本の抽出は少し濃いめの抽出レシピ。

実際に淹れて飲んでみた

今回淹れたコーヒーはエチオピアイルガチェフェG1(浅煎り)。

味わいの特徴
  • イルガチェフェ特有のフローラルフレーバーをしっかり感じる。
  • 軽い酸味の後にじんわり感じる甘みが程よい。
  • なめらかな口当たりだが、しっかりとした濃度感がある。

4:6メソッドの強みとしては「甘みと濃度の調整が簡単にできる事」なので、2回目以降の抽出でより好みの味わいになるよう修正してからが本領発揮でとも言えそう。

おすすめのポイント

再現できる世界一の抽出」誰にでも簡単に美味しいを実現。

  • HARIO V60ドリッパー以外に特別な道具が必要ない。
  • 注湯量や抽出時間が明確なので再現性が非常に高い。
  • レシピを調整する事で理想の味わいに近づけることができる。

今回のレシピはアジア初のワールドブリューワーズカップチャンピオン「粕谷哲」さんのYouTubeチャンネルで紹介されたレシピから出典しています。☟

出典:HARIO Official Channel

関連動画紹介

粕谷哲氏の「4:6メソッド」に関連する動画を3本に厳選して紹介します。

【教科書】4:6メソッドの全てをお伝えします!

開発者である粕谷氏が改めて解説する「4:6メソッド」最新動画となります。今の粕谷氏が改めて語る「4:6メソッド」に注目。

出典:粕谷哲|世界一のバリスタ

抽出中のカメラアングルが手元を映しているので、注ぎ方がとても見やすい!

4:6メソッドは「HARIO V60」以外のドリッパーでも通用するのか?

「HARIO V60」での抽出が前提となっていた「4:6メソッド」の新たな可能性を見つける。
「4:6メソッド」×「Kalita wave」で新たな可能性。

出典:粕谷哲|世界一のバリスタ

結論、「Kalita wave」でも「4:6メソッド」はできる!
透過速度が一定になるので、再現性はより高いと言えそう。

「急冷式のアイスコーヒー」の作り方|4:6メソッド

抽出量の構成を変える事で、味わいを調整できる「4:6メソッド」だからできる急冷式アイスコーヒーは汎用性◎

出典:粕谷哲|世界一のバリスタ

急冷式だと抽出量は半分になってより「濃厚」なコーヒーを抽出する事で、氷が解けた時にちょうど良い味わいに。

まとめ

V60で淹れる世界チャンピオンのレシピ「4:6メソッド」を解説しました。

使い方
  1. ドリッパーにフィルターをセットして20gの粉を入れる。(挽き目は粗挽き)
  2. 83℃~93℃のお湯を60g5回※一投ごとに45秒間隔をあけて計300g注ぐ。※基本のレシピの場合
  3. 3分30秒でドリッパーを外して抽出を完了する。
  4. カップに注いだら完成。
味わいの特徴

今回淹れたコーヒーはエチオピアイルガチェフェG1(浅煎り)。

  • イルガチェフェ特有のフローラルフレーバーをしっかり感じる。
  • 軽い酸味の後にじんわり感じる甘みが程よい。
  • なめらかな口当たりだが、しっかりとした濃度感がある。
おすすめのポイント

再現できる世界一の抽出」誰にでも簡単に美味しいを実現。

  • HARIO V60ドリッパー以外に特別な道具が必要ない。
  • 注湯量や抽出時間が明確なので再現性が非常に高い。
  • レシピを調整する事で理想の味わいに近づけることができる。
関連動画紹介

考案者である粕谷哲氏動画を3本に厳選して紹介

【教科書】4:6メソッドの全てをお伝えします!

2016年に考案されてから数年がたった今の粕谷氏が改めて解説する、最新の「4:6メソッド」

4:6メソッドは「HARIO V60」以外のドリッパーでも通用するのか?

V60とは全然違う「カリタウェーブ」でも「4:6メソッド」はできる!

「急冷式のアイスコーヒー」の作り方|4:6メソッド

「氷出し」だけじゃない!(というか後出)アイスも「4:6メソッド」

以上、V60で淹れる世界チャンピオンのレシピ「4:6メソッド」を解説しました。
もはやコーヒー愛好家の必須アイテムとなった「HARIO V60」ですが、結局どう淹れたらよいのか?
迷ったときはとりあえず世界一を試してみるのはいかがですか?

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