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【何が違うの?】フラワードリッパーの特徴とおすすめな理由を解説

レビュー
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ハンドドリップ選手権チャンピオンの畠山大輝氏も使用する「フラワードリッパー」

プロ達が数あるドリッパーの中から選ぶ理由を考察して解説します。

フラワードリッパー

719円(Amazon)
※1〜2杯用クリアはAmazonでは在庫切れの場合があるので楽天がおすすめ

主な特徴

三洋産業CAFECが製造する透過式の円錐型ドリッパーの決定版。

透過式

TOKYO PENTHOUSE暮らしの質を考えるブログ様より引用

透過式はコーヒーの粉にお湯をかけてフィルターで濾す抽出方法のこと。
お湯を透過させて抽出するので、時間や温度の調節する事で、味わいを変化させやすく、上達すれば狙った味わいを出せるのが特徴といえます。

普通のハンドドリップは透過式。フレンチプレスのような漬け込む方法が浸漬式といいます。

円錐型

おすすめ情報サービスmybest様より引用

透過式のドリッパーには大きくわけると2種類、円錐型と台形型にわかれます。
そしてこの2種類のうち、円錐型のドリッパーは排出口が大きな一つ穴になっていて、抽出速度が速いのが特徴です。

高速抽出に適した形から、スペシャルティコーヒーのようなハイグレードなコーヒー豆の抽出に使われることが多いです。

他のドリッパーとの違い

では、他の透過式円錐ドリッパーとの違いは何があるのか。
ドリッパーのリブ(内側の凸凹)に着目して、解説します。

抽出速度が早い

コーヒーに雑味が入らないようにするには、よりスムーズに湯を流す必要があります。
フラワードリッパーに採用されているフラワーリブはドリッパー内部をくり抜くことでスムーズな透過抽出を実現しています。

お湯の注ぎ方でコントラールするのに限界があるのが速さです。
高速抽出ができるフラワードリッパーは淹れ手のコントロールの幅を広げたといえるでしょう。

蒸らし時に粉が十分に膨らむ

フラワードリッパーに採用されるフラワーリブは内部がくり抜かれ、ペーパーとドリッパーの間に空間ができるので、抽出始めの蒸らし時に粉が十分に膨らめるようになっています。
しっかり膨らむ事でコーヒー粉の深い濾過層が形成され多くの旨み成分を引き出すことができます。

透過抽出でポイントとされるのが、コーヒーの層の深さです。
粉が膨らむという事は深い層が形成されるという事。
これにより効率よく成分が抽出されます。

関連動画紹介

フラワードリッパーについて、コーヒーのプロたちが考察されている動画を3本に厳選して紹介します。

フラワードリッパーは抽出速度No.1

コーヒージャーナリスト、そしてコーヒーYouTuberとしても有名な岩崎泰三さんが紹介する動画でドリッパーの抽出速度の速さを比較検証されています。

円錐ドリッパーはその性質上、抽出速度が早いとされます。つまり、円錐ドリッパーの抽出速度No.1=全ドリッパーNo.1と言えそうです。

ハンドドリップチャンピオンも愛用

プロのバリスタの方が配信しているダイイチアカデミーというYouTubeチャンネルでハンドドリップ日本チャンプの畠山大輝さんへのインタビューを行っており、その中で愛用するフラワードリッパーについて語られています。

ダイイチアカデミー【バリスタ×エスプレッソ】様より引用

ハンドドリップの競技会で使われるような浅煎りのスペシャルティコーヒーとフラワードリッパーは相性が良いと言えます。

樹脂製とセラミック(陶器)の比較

コーヒー科学の検証で有名なコーヒーYouTuberひつじ珈琲(ひつ研)のomoriさんが紹介する動画で樹脂製とセラミック製の保温性能を比較検証されています。(動画の本題はサーバーの検証ですが、実質的にドリッパーの検証もかねています)

ひつじ珈琲「ひつ研」様より引用

実験結果によると保温性能の違いは少ない、との事なので色や質感にこだわりがない場合は安価な樹脂製がおすすめかも。

セラミックのカラーラインナップはこんな感じ
sanyosangyo CAFEC オンラインショップより引用

まとめ

フラワードリッパーの特徴とおすすめな理由を解説しました。

主な特徴

三洋産業CAFECが製造する透過式の円錐型ドリッパーの決定版。

透過式
コーヒーの粉にお湯をかけてフィルターで濾す抽出方法。
時間や温度の調節する事で、味わいを変化させやすく、狙った味わいを出せるのが特徴。

円錐型
円錐型のドリッパーは排出口が大きな一つ穴になっていて、抽出速度が速いのが特徴。

他のドリッパーとの違い

ドリッパーのリブ(内側の凸凹)に着目。

抽出速度が速い
フラワードリッパーに採用されているフラワーリブはドリッパー内部をくり抜くことでスムーズな透過抽出を実現。

蒸らし時に粉が十分に膨らむ
フラワードリッパーに採用されるフラワーリブは内部がくり抜かれ、ペーパーとドリッパーの間に空間ができるので、抽出始めの蒸らし時に粉が十分に膨らめる。

関連動画紹介

コーヒーのプロたちが考察されている動画を3本に厳選して紹介

岩崎泰三-Coffee Journalist Taizo Iwasaki-

フラワードリッパーは抽出速度No.1

比較した5つの円錐ドリッパーの中で抽出速度No.1

ダイイチアカデミー【バリスタ×エスプレッソ】

ハンドドリップチャンピオンも愛用

ハンドドリップチャンピオン畠山大輝氏が理想を実現できるのがフラワードリッパー。

ひつじ珈琲「ひつ研」

樹脂製とセラミック(陶器)の比較

色や質感にこだわりがない場合は安価な樹脂製がおすすめかも。

以上、フラワードリッパーの特徴とおすすめな理由について解説しました。
少しの違いにこだわる事がロマン。コーヒーとはロマンだと思う筆者も、例に漏れずこだわりを持って数ある中からフラワードリッパーを選んで使っています。楽しみこだわって良いコーヒーライフをお過ごしください。

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