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【一番美味しいコーヒーの淹れ方】最新のハンドドリップ動画7選

コラム
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「一番美味しいコーヒーの淹れ方ってどれなの?」

使う道具や人により様々な方法があるので、JBCのチャンピオンや有名ロースターのオーナー、コーヒー器具開発者など、様々な方達の淹れ方から好みの味になる方法を探しましょう。

ハンドドリップのポイント

コーヒーの焙煎の流れを決めるポイントになる要素は5つ。

  • :粉の量と、それに対してのお湯の量
  • 挽き目:コーヒーの粉の粗さ(挽き目)
  • 時間:蒸らしや、コーヒー抽出全体にかかる時間
  • 道具:使っているドリッパーや、ペーパーの種類
  • 注ぎ方:注ぐ回数を何回にするのか、どのようにそそぐのか

主にこの5つの要素が「コーヒーの淹れ方」になります。

この要素のちょっとしたことで、味が変わりますが、近年公開されているハンドドリップのレシピはどれも細かいところまで解説されており、非常に再現性が高く、優良な動画が多いです。

まったく同じ道具がないなら、ドリッパーなら円錐(今回紹介する動画のレシピはすべて円錐)コーヒーは焙煎度合いを揃えることで、再現性を高めることができます。

では、JBC(ジャパン・ブリューワーズ・カップ)チャンピオンや、有名ロースターのオーナー、コーヒー器具メーカーの公式、それぞれの最新の淹れ方を見ていきましょう。

粕谷哲(アジア初ワールドブリューワーズカップチャンピオン)

出典:粕谷哲|世界一のバリスタ

・ドリッパー:ハリオV60ドリッパー02セラミック
・コーヒー粉量:20g
・挽き目:中粗挽き
・湯温:93℃
・お湯の量:60×5(300g)
・蒸らし:60gで注ぎ始めから40秒
・注ぐ回数:5回
・抽出時間:約3分30秒
・コーヒーの焙煎度:浅煎り
・参照元:粕谷哲|世界一のバリスタ

「1、2投目に抽出全体量の4割を注ぎ甘さや酸の調整をして、残りの6割で濃度の調整をする」シンプルで分かりやすく、しかも美味い4:6メソッド
「誰でも簡単においしいコーヒーを淹れてもらいたい」という粕谷氏の思いから考案された当レシピは上級者だけでなく、コーヒー初心者の方にもおすすめできる、王道レシピです。

井崎英典(アジア初ワールドバリスタチャンピオン)

出典:ダイヤモンド社公式チャンネル

・ドリッパー:ハリオV60ドリッパー02セラミック
・コーヒー粉量:21g
・挽き目:中挽き(推定)
・湯温:-
・お湯の量:60+60+180(300g)
・蒸らし:60gで注ぎ始めから1分
・注ぐ回数:3回
・抽出時間:3~4分
・コーヒーの焙煎度:中煎り~中深煎り
・参照元:ダイヤモンド社公式チャンネル

情熱大陸で紹介されたりとメディアへの露出が多く、コーヒー好きの中での知名度が高い井崎氏の定番レシピ。
レシピ前半の2投で4割、後半で残りの6割を注ぐという、粕谷氏の4:6メソッドと共通点もあり、抽出の安定性は折り紙付き。蒸らしや3投目の後にドリッパーを揺するという工程が加えられてたりするところに、抽出効率をあげるこだわりがかんじられます。

畠山大輝(ジャパンハンドドリップ&ブリューワーズカップチャンピオン)

出典:Hatakeyama Daikiユーチューブチャンネル

・ドリッパー:フラワードリッパー(樹脂)PFD1(推測)
・コーヒー粉量:15g
・挽き目:粗挽き
・湯温:85℃
・お湯の量:30+90+30+40+40(230g)
・蒸らし:30gで注ぎ始めから30秒
・注ぐ回数:5回
・抽出時間:2分20秒
・コーヒーの焙煎度:中深煎り(推定)
・参照元:Hatakeyama Daiki

ジャパンハンドドリップ&ブリューワーズカップチャンピオンなど業界屈指の功績者ながら、ゆるっとしたキャラクターの畠山氏。抽出レシピはそのキャラクターとは裏腹に、5投それぞれの湯量や、抽出時間の管理を綿密に計算管理されています。
実際の抽出以外にハンドドリップにまつわる全般についてもまるっと解説されていて、初心者にも⭕️

上山薫(ジャパンブリューワーズカップチャンピオン)

出典:MARUYAMACOFFEEユーチューブチャンネル

・ドリッパー:ハリオV60ドリッパー02セラミック
・コーヒー粉量:24g
・挽き目:中挽き
・湯温:-
・お湯の量:60+100+100+100(360g)
・蒸らし:60gで注ぎ始めから1分
・注ぐ回数:4回
・抽出時間:蒸らし以降落ちきるごとに100gずつ3回に分けて注ぐ
・コーヒーの焙煎度:浅煎り~中煎り(推定)
・参照元:MARUYAMACOFFEE

日本代表するロースター「丸山珈琲」のスタッフでジャパンブリューワーズカップチャンピオンの上山氏が紹介する、おうちコーヒーレシピ。
蒸らし以降は均等な注湯を3回行う分かりやすいレシピであること、抽出完了時のコーヒーの粉が平らになっていたらOKという事で、抽出の是非がわかりやすいのが良いポイント。

川野優馬(LIGHT UP COFFEEオーナー)

出典:川野優馬のコーヒーチャンネル

・ドリッパー:ハリオV60ドリッパー01ガラス
・コーヒー粉量:14g
・挽き目:中挽き
・湯温:約92℃
・お湯の量:30+20+30+50+30+40+30(230g)
・蒸らし:30gで注ぎ始めから30秒
・注ぐ回数:7回
・抽出時間:1分45秒で230g注ぎ切り、落ちきるまで待つ
・コーヒーの焙煎度:浅煎り
・参照元:川野優馬のコーヒーチャンネル

ツイッターやYouTubeなど様々なメディアで活躍する「LIGHT UP COFFEE」川野氏が特に愛してやまない浅煎りコーヒーに特化したレシピ。
蒸らし時にステア(混ぜる)するなど、抽出効率重視のレシピはまさに浅煎りコーヒーにうってつけで、はまるひとにはカチッとはまるレシピ言えます。

岩崎泰三(コーヒージャーナリスト)

出典:岩崎泰三-Coffee Journalist Taizo Iwasaki-

・ドリッパー:ハリオV60ドリッパー02(樹脂)
・コーヒー粉量:40g
・挽き目:中粗挽き
・湯温:約90℃
・お湯の量:2投目で少量注ぎ、3、4,5投目で一気に注ぐ(520g)
・蒸らし:約40gで注ぎ始めから40秒
・注ぐ回数:5回
・抽出時間:2分30秒
・コーヒーの焙煎度:浅煎り(推定)
・参照元:岩崎泰三-Coffee Journalist Taizo Iwasaki-

業界を代表するコーヒー系YouTuberで「コーヒージャーナリスト」の岩崎氏。
ハリオのV60ドリッパーの特性を存分に活かした高速抽出のレシピは、浅煎りの香が強いコーヒーには特におすすめです。

中塚茂次(フラワードリッパー開発者)

出典:岩崎泰三-Coffee Journalist Taizo Iwasaki-

・ドリッパー:フラワードリッパー(樹脂)PFD1(推定)
・コーヒー粉量:24g
・挽き目:粗挽き
・湯温:83~85℃
・お湯の量:抽出量で300g
・蒸らし:真ん中から全体にゆっくり回し注いで30秒待つ
・注ぐ回数:-
・抽出時間:2分30秒
・コーヒーの焙煎度:深煎り
・参照元:岩崎泰三-Coffee Journalist Taizo Iwasaki-

CAFECの社長で「フラワードリッパー」の開発者でもある中塚氏。
開発者自らがフラワードリッパーを用いて入れる抽出レシピは、ドリッパーの中で豆がどのように動くのか等も計算された、開発者目線から見ても理に叶った効果的なレシピである事がうかがえます。抽出完了時、雑味を落とさないために層が平らに近い状態になる事がポイントというのも分かりやすく⭕️

以上、7本のコーヒーの淹れ方動画を紹介しました。
様々な道具で材料である豆を、これまたさまざまな手法で抽出されるコーヒーに完璧な正解を見つける事は難しいですが、自分の好みに合う方法で、自分の一番を探してみるのも面白いと思います。
そして、まずは道具と豆の焙煎度の近い動画を真似てみると再現性を高めることができると思います。
先人達の動画を一つの指標として、道なき道である抽出を理解するきっかけになれば幸いです。

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