実際にネルドリップをやって検証した事を含め
- ネルドリップとは
- ネルドリップのやり方(表裏はどっちが良い?)
- 使用前と使用後のお手入れ
解説していきます。
ネルドリップとは
✔︎「ネル生地」でこしながら抽出する手法
1711年にフランスで開発されたとの説が有力です。
「フランネル」と呼ばれる起毛生地を使いコーヒーを濾しながら抽出する「透過法」の一種です。
ペーパーだと吸着されて抽出されにくいコーヒーオイルが抽出されることで、独自のマイルドで甘味ある風味になるとされ、究極の抽出法とも称される抽出方法です。
ネルドリップのやり方
✔︎普通にドリップしてOK
ネルドリップの抽出は、点滴法と呼ばれる一滴づつ連続してお湯を落としていく特殊な淹れ方が主流ですが、初心者には中々難しい手法。
そこで・・・
普段ペーパーで淹れるやり方で普通に淹れてみました。
口当たりがまろやかになり、甘味が強調されて、普通に美味しい!
難しく考えずに、とりあえず普通に淹れてみるてもペーパーフィルターとの違いはしっかりと感じられると思います。
ネルは表と裏どっちが良い?
✔︎裏面を外側にすると目詰まりを防げて○
一般的にはふわふわとした起毛の面が内側。そうでないツルッとした面が外側を外側にして使いますが・・・
ふわふわとした起毛の面を内側にすると、コーヒーの微分が詰まりお手入れが大変なので当サイトはふわふわとした起毛の面を外側にして使う事をおすすめします。
そして、味わいも違いが・・・
起毛にコーヒーオイルが吸収され、ペーパーに近いスッキリとした傾向になります。
起毛が外側にある分コーヒーオイルが抽出されやすく、コクがありマイルドな傾向になります。
難しく考えず、好みに合わせて考えればOK
使用前と使用後のお手入れ
✔︎新品のフィルターはコーヒーカスと20分程度煮る
新品のフィルターの表面には糊が付いています。
500mlの水を沸騰させて、コーヒーの抽出カス約5gと一緒に20分程度煮る事で、糊がおちて、コーヒーの成分を馴染ませることで、使うことができます。
✔︎流水でもみ洗い、水を切って冷凍
使用後のネルフィルターは、取手(ハンドル)から外して、流水でもみ洗いします。
いくつか保管の方法がありますが、しっかり水を絞ってから冷凍するのが楽で便利です。
まとめ
以上、ネルドリップのやり方と表裏について解説しました。
難しそうに見えてチャレンジせずにいたのが勿体ないぐらい、美味しく、意外と簡単で素晴らしい抽出方法でした。
器具も安価なので、ぜひ一度トライしてみてください。
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