付属のデバイス「Kaleido System」でデータログをモニタリングして保存できる、限りなく業務用焙煎機に近い低価格の本格焙煎機について
- Kaleido社とは
- Sniper M1 Standardについて
- Sniper M1おすすめのポイント
実際にSniper M1を所有する「日替わりcafé&Barモンデンキント」様に情報提供を頂き解説していきます。
Kaleido社とは
✔︎中国の「Kaleido社」より家庭用焙煎機として開発されたのが「Sniper M1」
2008年に中国の武漢に設立された、中国の小型焙煎機最大シェアをほこる「Kaleido社」が開発した「Sniperシリーズ」のエントリーモデルにあたるのが「Sniper M1 Standard」
高コスパ小型焙煎機「Sniper M1 Standard」
◆208,000円(Amazon)
※価格は時期により変動します。
別バージョンのdual systemモデルは焙煎データログソフト「Artisan」と接続ができる機能を備えていますが、特に必要ないと思うので、廉価な通常モデルがおすすめ。
仕様
✔︎本格仕様をギュッと凝縮
- 熱源:電気(カーボンファイバー赤外線ヒーター)
- 火力コントロール:付属のデバイス「Kaleido System」で20段階調節
- ドラム:パンチングのステンレス製
- 焙煎容量:最小50g~最大200g
- 電圧:単相110V
ドラムにはパンチング(穴あけ加工)が施されており、ヒーターからの熱を直接利用する直火式の焙煎機となります。
大きさ・重さ
✔︎炊飯器と同程度の大きさで極めてコンパクト
- 幅18㎝/奥行30㎝/高さ27㎝と極めてコンパクト(サンドボックスとほぼ同等)
- 重さ・本体:約9kgと、アイリオの約半分の軽量設計
実際にSniper M1とaillioを所有している「日替わりcafé&Barモンデンキント」様よりご提供して頂いたサイズ比較画像がこちら☟
計器その他
✔︎「火力」「排気」は20段階「ドラムの回転速度」は9段階で調節が可能
- 操作はすべてタッチパネル
- オーバレイ(過去のプロファイルのグラフを投影して、比較しながらのデータログ?)機能あり
PC等は必要なく、同梱されている端末(Kaleido System)だけでデータログを表示?してプロファイリングができるのはかなり優秀。
始めの一台にはSniper M1が良いかも
✔︎再現性が良く、必要な機能はすべて揃っていて低価格。
- カルディーの「フォーティス」や「ワイド400」は?
価格帯の近い、韓国の「KALDI社」の2機種と比較しても、熱源のコントロール性や、別途排気システムの購入が必要ない事等を考えるとSniper M1がややおすすめかも。 - 赤外線ヒーターによる「直火式」なのが唯一の憂い?
熱源は赤外線ヒーターからの熱を穴の開いたドラムを介して直接熱する「直火式」を採用しているので、ムラや焦げには少し注意が必要かもしれません。
色々と言いましたが、コストパフォーマンスが非常に高い、十分な性能を備えた焙煎機だという事です。
まとめ
以上、小型焙煎機「Kaleido Sniper M1 Standard」を解説しました。
以上、今回実際にSniper M1を所有する「日替わりcafé&Barモンデンキント」様に情報提供を頂き、解説させていただきました。本格的な焙煎を始めるにあたり、必要な機能はすべて揃っていてこれだけ低価格な「Sniper M1」は新たな選択肢になりえる素晴らしい機種でした。
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