熱源がガスと電気の両タイプで展開され、最大600g、最小50gと汎用性にも優れる家庭用兼用業務用焙煎機「CR600」について解説します。
Cormorant Roasters CR600
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◆約40万(英国ポンド為替レート等で価格変動あり)
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本体はもちろん、オプションのデータロガー周辺機器と「Artisan」ソフトのセットアップマニュアル等完備された状態での納品となるようです(詳細はカズコーヒー様まで)
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一律120ポンド(現在のレートで約2万円)でRGBの数値で指定して写真のような粉末塗装をすることができます。
仕様
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- 熱源:ガス(セラミック赤外線バーナー)
- 微圧計:内蔵されているのでガス圧も調節可能
- ガス消費量:0.08kg/h
- データロガー:オプションで「Artisan」に対応可能なインターフェース同梱
- ドラム:厚さ3㎜でステンレススチール製
- 焙煎容量:最小50g~最大600g
- 電圧:単相110V及び240V
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熱源はガスで、焙煎機自体は110Vと240Vどちらにも対応しています。実は熱源がが電気のタイプ「RC600e」というモデルも新しく発売されています。
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大きさ・重さ
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家庭用として使えるコンパクトさ。
- 幅30㎝/奥行53㎝/高さ44.7㎝で、aillio(奥行75㎝)よりさらにコンパクト。
- 重さ14kgでこちらもaillioの18kgよりも更に軽量で、一人でも容易に移動できる。
計器その他
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火力、ドラムの回転速度、ファンパワー、すべて無段階調節。
火力(ガス圧)・・・無段階調節でき本体に内蔵された微圧計で正確なコントロール可
ドラム回転速度・・・無段階調節でき電圧も表示されるので正確なコントロール可
ファンパワー・・・無段階調節でき電圧も表示されるので正確なコントロール可
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穴の開いていないステンレスドラムの周りに開閉切り替えが可能な鉄板「ディフューザー機能」を備えており、ドラムを直火で加熱するか、熱気で間接的に加熱するか、いつでも簡単に切り替えられるようになっています。
ディフューザーを閉める事で、ドラムに局所的な加熱がされにくく、結果的に熱気による焙煎の割合が増えそうな機構。
※直火モードはあくまでもドラムに直火があたるモードであり、直火焙煎とは異なります。
焙煎管理ソフト(Artisan)
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汎用型焙煎管理ソフト「Artisan」
- ドラム内温度を線グラフで表示
- 豆温度を線グラフで表示
- RoR(1分あたりの上昇温度)線グラフで表示
- それぞれのグラフの予測線を表示
- それぞれのバロメーターが占める割合を表示
- 現在の状態(時間、RoR、豆温度、ドラム内温度)を表示
- 焙煎終了時の状態(時間、RoR、豆温度、ドラム内温度)を表示
Artisanの導入に際し「設定が難しい」や「接続方法が分からない」などといった意見がありますが、カズコーヒーさんに輸入代行を頼んだ場合
Phidget社 (すべて純正品、インストール済で出荷)
4入力・熱センサーボード、USBブリッジ・ハブ
11cm熱電対プローブx2本
USBケーブル
などの周辺機器は完備され、Artisan導入マニュアルも付属しています。
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排気ダクトとチャフコレクター
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排気ダクトとチャフコレクター装備。
排気ダクト・・・直径15㎝の蛇腹式の排気ダクトが付属。
※屋外への排気はキッチン換気扇のレンジフードに向けるか排気口に繋げる必要があります。
チャフコレクター・・・焙煎機下部に焙煎中に剥がれる薄皮(チャフ)を収集する機構があります。
※チャフは完全に取り除かれるわけでは無いので、その点はご留意ください。
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屋外への排気については、当サイトがaillio向けに記事を上げておりますので(自己責任で)ご参考にしてください。☟
まとめ
⭕️良いところ
- 業務用の焙煎機の基本的な機能を備える小型焙煎機
- 小型で(おそらく)業務用として使える焙煎機としては最安級
- 熱源がガスと電気の2タイプ展開
- 110Vでも使用可能※とのこと
※詳しくは輸入代行店カズコーヒー様まで
△イマイチなところ
- 日本での正式展開はまだで、詳細な情報や、サポートにあまり期待できない
- 国内での使用例がまだ少なく、実際の使用感がからない
以上、「Cormorant Roasters CR600」を紹介させて頂きました。
小型焙煎機も本格的な機能を備えたものが増えて敷居が下がってきたような気がします。小型焙煎機を購入して趣味で焙煎を楽しむ、なんて事が広がってくれれば嬉しい限りです。
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