挽きたてのコーヒーを飲むためには欠かせないコーヒーミル!
今回は、その中でも特に高性能で、業務用としてもおすすめな「フジローヤルみるっこ」についてレビューします。
フジローヤルみるっこR-220
◆51,800円(アマゾン)
※色や時期でも価格は変わるので参考程度に。
仕様

- 業務用のコーヒーミルとしても使われるフラットタイプ。
- 刃は臼式(グラインド式)になっており、微粉が出難く粒度の均一性◎(エスプレッソはNG)
- 100vで家庭用のコンセントで使用可能。
- 分/400gのグラインド能力でスピーディにグラインド。
大きさ・重さ

- 幅13㎝/奥行24㎝/高さ36.2㎝とこのタイプのミルではやや大きめ。
- 重さ4.6kgなので、重厚感があり堅牢な作り。
- ホッパー(豆を入れるところ)容量200gで大容量。
挽き具合

- ダイヤルで挽き具合が19段階で調節。
- 仕上がりは、写真のとおり粒度が揃って均一。

ミルっこの唯一?にして最大の弱点が静電気による粉の飛び散りです。(画像参照)
ただアマゾンのレビューによると使用開始して一か月すると落ち着いた。という例もあるようです。→専用アイテム「パウダーコレクター」を装着することで大幅に改善できました。
日々の手入れ

- 以前紹介したボンマックBM-250Nの場合、モーターのパワーが弱く、挽き終わった後にダイヤルを回して微粉を排出する手間がありましたが、みるっこはパワーが強く、微粉が詰まることは少なくなっています。普段より挽き目が細かくなってきたと感じたらメンテナンスしましょう。
- ペンチで前面二ヵ所のナットを外して、中の刃が掃除できます。☟メーカー公式の清掃マニュアル動画をご参照ください。
メンテナンス時に取り扱うパーツ数も少なく、日々のメンテナンス性が優れている事が分かります。
臼歯のメンテナンス後はダイヤルの調整もお忘れなく。
おすすめのポイント
ミルっこならではのおすすめのポイント「臼歯(グラインド臼)」と「ダンパー装備で挽き始めなめらか」について解説します。
臼歯(グラインド歯)

ミルっこは従来のフラットタイプのミルに採用されているカット歯ではなく、突起が並んだ独特な形状の刃で、コーヒー豆をすり潰すようにグラインドする事で・・・
- 粉の粒度が均一になる。
- 微粉がより少なくなる。
- ゆえに極細挽(エスプレッソ用)には挽けない。

ミルっこは家庭用としても使用可能なサイズの電動ミルで唯一の臼歯を採用。
誕生から約30年経った2016年、R-220 みるっこは新たに「ロストワックス製法」という挽臼の製法を導入し、性能がさらに進化しました。
出典:FUJI ROYAL公式サイト

ロストワックス以前の臼歯☝

ロストワックス臼歯☝
ロストワックス製法を導入したことにより、挽臼の原材料が、これまでの鉄からステンレスへ変更となり
出典:FUJI ROYAL公式サイト
・硬度の向上
・挽き目の向上
・錆びにくさの向上
等を実現しています。
ダンパー装備で挽き始めなめらか

ミルっこに標準装備されているダンパーによって豆を投入してモーターのスイッチをいれてからのグラインドが可能になり・・・
- 挽き始めからなめらかなグラインドになる。
- そうなることで粒度の均一性を高め、微粉もより少なくなる。

受け缶を2つ用意してスイッチを入れてから投入していた煩わしさとおさらば。
まとめ
以上、業務用としてもおすすめ「フジローヤルミルっこ」を解説しました。
✔︎業務用としてもおすすめフジローヤルミルっこR-220
焙煎機などでもおすすめの老舗コーヒー器具メーカー「富士珈機」から発売されているフラット式のコーヒーミル。
✔︎大きさ・重さ
堅牢なつくりで、フラットタイプのミルとしてはやや大きめ。重さも約4.6kgと重め。
✔︎挽き具合
粉の挽き目は19段階で調節が可能で、臼歯の特性上極細は非対応だがムラなく均一な挽き目。
✔︎こだわりたいコーヒー愛好家やプロの業務用として
堅牢なつくりで10年以上使用しているユーザーはザラな本機はその性能含め、コーヒー愛好家やプロの需要を満たす定番、鉄板な名機。
以上、「フジローヤルミルっこR-220」を紹介させて頂きました。
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