シンプルな作りで、手間いらず、電源不要の「ROK エスプレッソメーカー GC」
本機の構造や、エスプレッソのクオリティー、メンテナンスや耐久性を中心に解説、レビューします。
ROK エスプレッソメーカー GC
◆約34,600円(Amazon)
※価格は時期で価格は変わるので参考程度に。
仕様・特徴

✔︎電源いらず、シンプルな構造でメンテナンスも楽。でも本格エスプレッソな理由
- レバー式構造で、手動抽出。(電源不要)
- シンプルな構造で、抽出やメンテナンスがイージー。
- 抽出を文字通り体感し、コントロールする。
大きさ・重さ・材質など

✔︎コンパクト軽量、剛性の高い作りで、アウトドアも◎
- 幅22㎝/奥行13㎝/高さ29㎝とコンパクトで非常に取り回ししやすい。
- 重さ1.74㎏と、ポンプやスチーマー非搭載ゆえに剛性の高さに反して軽量。
- メインフレーム・レバーはアルミ合金製で非常に堅牢な作り。

一部の非金属部品(シリンダー)を除く金属製本体部分には10年保証。堅牢な作りに対してのメーカーの自信が伺えます。
ちなみに、非金属部品にあたるシリンダー周りもガラスファイバー配合樹脂が使用されており、耐久性耐熱性が高い作りとなっています。
使い方(エスプレッソ抽出方法)

✔︎簡単6ステップで手軽に抽出
ROK エスプレッソメーカー ROK GC(旧ROK/Pressoの上位版) の基本的な使い方を、実用寄り・初心者でも失敗しにくい流れでまとめます。
必要なもの
- ROK GC 本体
- 細挽きコーヒー豆(エスプレッソ用)
- グラインダー
- スケール(あれば)
- タンパー(付属品 or 49.7mm前後)
抽出
①予熱
ROK GCは予熱が命です。
- ケトルで沸騰直後のお湯を用意
- ポルタフィルター
- 抽出チャンバー
- カップ
にしっかりお湯を通す(または満たして1分放置)
👉 ここをサボると
「薄い・酸っぱい・ぬるい」 になります。
② コーヒーを挽く
- 豆量:
17g~21g(まずは18g推奨) - 挽き目:
エスプレッソ用(かなり細かめ)
※電動ミルなら 極細〜細 の間
③ ドージング&タンピング
- 粉をポルタフィルターに入れる
- 軽くトントンして表面を整える
- まっすぐ・強すぎずタンピング
- 目安:10〜15kg程度
- 大事なのは「水平」
④ 抽出準備
- ポルタフィルターを本体に装着
- 抽出チャンバーに
95〜沸騰したてのお湯を満水まで注ぐ
(沸騰後すぐ or 少しだけ待つ) - アームを上げきった状態にする
⑤ 抽出(ここがROKらしさ)
- 最初はそっと押す
- 5〜8秒ほど、軽く圧をかける(プレインフュージョン)
- その後、ゆっくり一定の力で下げる
- 抽出時間:25〜35秒☜修正
- 目安抽出量:
30〜40g(ダブルショット)
- ポタ…ポタ → OK
- シャーッ → 粗すぎ
- ほぼ出ない → 細かすぎ or 押しすぎ
⑥ 抽出後
- アームを戻す
- 気泡が出るまで残りを抽出
- ポルタフィルターを外す
- パックをノック or スプーンで除去
- 軽く洗ってから拭き上げ
よくある失敗と対策
①出ない、出が悪い
- 豆量が多い
- 挽き目が細かい
- タンピングが強い
②クレマが出ない
- 豆が古い
- 挽き目が粗い
- 粉量が少ない
👉 焙煎度や粉の粗さ、豆量などの要素が複合的に影響
使用感

✔︎フィルターに粉を詰めてお湯を注いで抽出するだけ。ザ、シンプルイズベスト。
- 構造のシンプルさ、パーツ点数の少なさで、取り出すのも、片付けも楽。
- 本体を暖めたら、粉を詰めて、お湯を注いで、レバーを引く、それだけ。
- 使用後もお湯で湯すぐのみ。丸洗いもOK

ROKがシンプルさを売りにしているのに対し
同系統で比較されるFlairは構造や抽出の工程が少し複雑で、両機の最大の違いと言えそうです。
通常の家庭用エスプレッソマシンが抱える問題
一般ユーザーの多くは(自身含め)・・・
エスプレッソの抽出はたまにしかせず、そのため手軽に行いたいのでは?(それでいて長くゆっくり使いたい)
だが多くの家庭用マシンは・・・
使用後の片付けの煩雑さや、取り扱いの難しさ
手軽に使用しづらい、保管してからの再使用に難あり(使用頻度が高くないと導入しづらい)
エスプレッソマシンはその用途上、高温、高圧での使用となり、各パーツへの負担が大きい
結果として、耐久性に欠ける
など、実際の用途と性能にギャップがありそう…

メルカリなどのフリマアプリでも廉価な家庭用エスプレッソマシンの出品は非常に多く、これらの事実の裏付けともいえそう。
これらの問題の多くを解消できそうなのがROKエスプレッソメーカーGC!?
気になる点は?
抽出後の温度が低くなりやすい
本体に熱源が無く、温度が下がりやすい
通常のエスプレッソマシンのように、本体内部に熱源があるわけでは無く、注湯してから温度が下がり続ける
体感ですが、だいたい60℃ぐらい。予熱の具合で大きくかわります
抽出されるエスプレッソの濃度に限界がある
シンプルでで手間いらずな分、本格派のマシンと比べると薄い
シンプルな構造上、かけられる圧力や安定性には限界があり、その分本格派のマシンと比べると濃度の面では劣る
同系統で比較される「Flair」は工程が煩雑な分、高濃度。
そちらも一長一短。
まとめ
以上、「ROK エスプレッソメーカー GC」をレビューしました。
✔︎電源不要「ROK エスプレッソメーカー GC」
電源いらず、シンプルな構造でメンテナンスも楽
✔︎大きさ・重さ・材質など
コンパクト軽量、剛性の高い作りで、アウトドアも◎
✔︎使用感
フィルターに粉を詰めてお湯を注いで抽出するだけ。ザ、シンプルイズベスト
以上、実際に筆者も所有している「ROK エスプレッソメーカー GC」を紹介させて頂きました。
電源がいらない、抽出方法がシンプル、などの手軽さが売りの本機。エスプレッソマシンの繊細さや手間に抵抗があならおすすめです。


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