当サイトで紹介した「コーヒー焙煎モニターZEN」の販売が本格的に再開。
そして大幅にグレードアップしたので、改めてレビューします。
コーヒー焙煎モニターZEN1.3

◆28,000円(Amazon)
以前までAmazonにて販売されていた「グラフィカル焙煎モニターZEN1.1」が大幅に進化して帰ってきました。
焙煎モニターZENの機能

見出し画像に振られている1〜11の番号の項目別に説明していきます。
- 黄色い線は焙煎中の温度をリアルタイムでグラフにしたもの。
- 現在の温度(画像の場合207℃)
- 1分あたりの上昇温度(リアルタイムで変動)
- 青い線は1ハゼを記録したもの。※本体のボタンを入力することで記録が可能
- 経過時間(画像の場合10分59秒)
- 前回の焙煎グラフを表示したもの
- 3をグラフ化したもの
- 毎分の温度
- 毎分の上昇温度
- 右側の数字は温度(0〜255℃)
左側の数字は1分あたりの上昇温度(R5〜R20) - 下側の数字は経過時間(0〜19分)
※20分以降は画面が切り替わり以降40分まで計測可能

機能が充実していて難しく感じるかもしれませんが、電源に繋いでボタンを1回押したらあとは全て自動なんです。
焙煎モニターZENの使い方

電源に繋いで、ボタンを1回押すだけ。

1.電源を繋ぐ
付属のUSBケーブルを電源に繋ぐと写真のようなスタンバイ画面が表示。

2.ボタンを1回押す
本体のボタンを1回押すと、3カウントしてモニタリングがスタート。

3.自動で温度?で表示
あとは自動で表示される温度グラフ、温度上昇率(RoR)グラフを確認しながら焙煎に没頭。

4.ハゼを記録
焙煎中にボタンを押す事でハゼのタイミングを記録(青い線)。

5.データを自動保存
焙煎終了後、100℃以下まで温度が下がるか、本体から温度計を抜くことで、焙煎記録を自動で保存。

全てZENで完結しており、パソコンなどは必要ありません。
パソコンへのデータ保存

表データ(CSV)と画像データ(PDF等)でパソコンに転送保存。
保存の手順

1.リンクからファイルをダウンロード。
↓

2.ダウンロードしたファイルを右クリックで展開(解凍)
↓

3.ZENをUSBで接続してから、展開したフォルダの中のPCLinkをダブルクリックで起動。
↓

4.PCLinkが起動したら、検出された番号を入力してEnter(写真の場合0か1となるが、どちらかわからないので、上手くいかない場合は入力する番号を変えてここからやり直す)
↓

5.PCLinkの画面が切り替わったら、ZENのボタンを長押しして、写真のような画面に切り替わったタイミングで離す。
↓

6.写真のようにグラフが表示されて、データファイルに保存される。

焙煎プロファイルの画像をSNSで公開、共有するのにも使えそうですね。
実際にZENを使って焙煎してみた

使ってみての感想
- 初期設定がないので、電源を入れたらすぐ使える。
- ZENだけでモニタリングが行えるので非常に省スペース。
- モニタリング中はハゼのボタン入力以外は操作不要で、焙煎に集中できる。
- 1分間の上昇温度がリアルタイムで表示されるので、火力の目安になり、焙煎の具体性が増す。

他にも色々とポイントはありますがとにかく手軽だという事。
ZENの操作方法、その他詳細はこちらをご確認ください。
まとめ
焙煎モニターZENの使い方とおすすめの理由を解説しました。
- 焙煎中の時間と温度を?表示
- 1分あたりの上昇温度(RoR)を?表示
- ハゼ時間記録
- 過去1回のデータは本体に保存
- パソコンに転送保存
- USBケーブルで電源と接続
- 付属の熱電対を焙煎機にセット
- ボタンを1回押してモニタリングスタート
- ハゼたらボタンを押して記録
- 煎り止めでケーブルを抜くか、温度計が100℃以下になったらデータを自動保存
- ZENをパソコンと接続
- PCLINKを起動
- 検出番号を入力してEnter
- ZEN本体のボタンを長押しして、画面が切り替わったら離す
- DATAファイルに表データと画像が保存される
これまではコーヒーの焙煎をモニタリングして、理論的、具体的にやるためのハードルは高く、家庭用の小型焙煎機では難しいのが現状でしたが、、、
そんな悩みを全て解決してくれるのが焙煎モニターZENだと思います。
気軽に、でも本格的に焙煎を楽しみたい方全てにおすすめです。
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